今橋先生のご挨拶

法政大学体育会漕艇部 部長
今橋 隆



 2006年度のスタートにあたり、漕艇部新入生に心から祝意を表します。多感な若い時期ですから、まさに春秋に富む皆さんに4年間はいかにも長く感じられます。けれど多くの卒業生は異口同音に、短い4年間だったと回顧します。グリーンレガッタ、新人戦、インカレといった節目と、その間、練習に集中する日々を懐かしく思い出します。恐らく、充実していたからこそ短く感じられるのでしょう。

 皆さんに考えてほしいのは、スポーツに集中して過ごす価値ある日々は、多くの人々に支えられてこそ実現している、ということです。保護者やマネジャーはもとより、監督・コーチなどの指導者、橙友会の皆さん、さらには大学関係者など、漕艇部の活動は多くの関係者の努力と愛情の上にはじめて成立しています。貴重な学窓の日々がそういった縁の下の存在に支えられていることに時々は思いをはせながら、スポーツに学業に自分を燃焼させてください。


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